自宅サロンを開業したものの、集客できない。
そう嘆く起業女性の多くは、集客方法が間違っているのではないか。ブログじゃなくSNSもやろうか。集客テクニックばかりに意識が向いてしまいがちです。
もしも「私のことだ」と思ったら、あなたの提供しているメニューや価格は適正なのか、立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。
提供するメニューに需要はあるのか
持っている資格=メニューを決める。自宅サロンを開業したいから資格を取る。
間違っているわけではありませんが、自分の好きなこと・やりたいことにこだわりすぎてはいないでしょうか?
そもそも、お金を払ってそのメニューを受ける人はどれくらいいるか、考えてみたことがありますか。
どんなに素晴らしいサービスでも、お金を払って受けてくれる人口が少なければ、収入になりません。
誰のどんな悩みを解消するサービスなのか
自分のやりたいことだけで突き進んでいくと、「ペルソナ」や「ターゲット」と言われるお客様のことを忘れがちになりやすいです。
お客様は、悩みが解消されるとわかって納得しないと、対価を払おうとは思いませんよね。
あなたの心を癒します!と言われても、癒しの定義が広すぎて、どんな心理状態の人がどう癒されるのかわからないと、誰にも振り向いてもらえないのです。
誰か1人を思い浮かべて書けるか、考えてみるといいですね。
サービスの価格を決める
開業当初は自信がないから、1000、3000円といった低い価格で始めているかもしれません。
でも、これではいつまで経っても利益にならないですよ。
毎月10万円の収入で経費を約4割と考え、おおよそ6万円を手元に残したいなら
- 10,000円の単価で、月に10人
- 20,000円の単価で、月に5人
- 50,000円の単価で、月に2人
毎月10人より、2人集める方がラクですよね。
月に何人受け入れられるか、そして何万円手元に残したいのか。
ゴールから考え始めてみることが大事です。
あなたの個性やオリジナリティが反映されたものがベスト
同じサービスが溢れ、情報が簡単に手に入る時代です。差別化できたほうが強いですよね。
急に「こりん星から来た」みたいな設定しなくていいので。笑
自分が過去に受けたサービスで良かったものがあれば、同じように取り入れてみる。
単品のメニューだけではなく、組み合わせるのもひとつの手です。例えば、私の場合はパーソナルカラー診断とカラーセラピーをセットにしました。
また、メニューが多ければお客様がたくさんくるわけではありません。
オージービーフもアメリカンビーフも和牛も、そういうお店より「A5ランクの黒毛和牛のオス」だけのステーキ店の方が、こだわりや自信を感じませんか?
いろいろな資格に手をつけてぼやけるより、絞り込むことをおすすめします。